落合推進員 吉田推進員
2025年9月10日(水)、鈴鹿市立若松小学校の4年生を対象に社会科「自然災害」単元に関連した出前授業を行いました。
初めに地球温暖化についての基礎的な説明を行い、これは私たちの暮らしに深刻な影響を与える重要な課題であることを伝えました。温暖化が進行すると、「病気の蔓延」「異常気象」「食料不足」などが引き起こされ、動物や植物にとって住みにくい環境になってしまうことを、子どもたちにもわかりやすく説明しました。
その原因として、地球を取り巻く温室効果ガス、特に二酸化炭素が関係していることを紹介。自動車や飛行機の燃料、電気の発電、日常生活での「燃やす」行為などから排出されることを説明しました。
さらに、温暖化によって空気中の水蒸気が増加し、それが大雨や強い台風の発生につながることを伝え、実際の写真を用いて「河川氾濫」「土砂崩れ」「台風」「高潮」「干ばつ」などの自然災害について学びました。
授業の終盤では、これらの災害が地球温暖化と深く関係していることを踏まえ、私たちの生活を見直すことで災害のリスクを減らすことができることを紹介。「節電」「車の利用を控える」「リサイクル」「ごみの減量」など、身近にできる取り組みを提案しました。
最後に、防災についての学習を通じて、災害から身を守るための知識と行動の大切さを説明し授業を終えました。