センター長からのご挨拶

地球温暖化防止活動を通じて「世界一の環境先進県」三重県を創ります!


greet.png三重県地球温暖化防止活動推進センター長
朴 恵淑

私たちは、近年、人間の体温に近い異常高温や頻繁な豪雨、大型台風の到来に伴う生物多様性の消失、甚大な経済的被害など、地球温暖化問題を身近に感じ、危機感を抱く時代を生きています。温暖化防止の国際約束を守り、環境と経済のバランスからなる持続可能な社会を創り、美しい地球を守るため、地域の産官学民の連携による取組や国際環境協力が求められています。地球規模で考え、地域で行動する、Think Globally! Act Locally! の実践が必要不可欠となっています。

四日市公害の教訓を活かした「世界一の環境先進県」三重県を創るために「三重県地球温暖化防止活動推進センター(MCCCA)」は、地球温暖化防止活動において日本はもちろんのこと、世界をリードするトップランナーとしての活動が期待されています。当センターは、地域のステークホルダとの緊密な連携を図り、自治体・企業・団体・NPO・学校との協働による認識共同体としての役割を担い、地球温暖化防止に関する啓発活動、出前講座の実施、情報発信などを行うプラットホームとなっています。

「三重県地球温暖化防止活動推進センター(MCCCA)は、地球温暖化の発生メカニズムを理解し、影響を知り、環境対策を探り、環境活動を実践することで、地球市民として誇れる三重県づくりに貢献できる拠点であります。当センターは、地球温暖化防止活動人材である推進員の支援を行っていることから、三重県民一人一人が推進員となって、身近な環境問題への取組から始め、地域・日本・アジア・世界・地球規模の環境問題としての地球温暖化防止に向けて大きなムーブメントとなることを切実に願っています。皆様の知恵やノウハウ、力を合わせて、産官学民の連携による地球温暖化防止の「三重モデル」を成功させ、一丸となって「世界一の環境先進県」三重県を創ります!