製品中PFAS分析法(EN17681-1:2025)追加について(2025年12月より)

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたび標題の件につきまして、製品中PFASの分析法を一部追加いたしましたので、ご案内申し上げます。

現在、弊団では、製品中の PFAA(パーフルオロアルキル酸またはポリフルオロアルキル酸)および PFAEA(ペル/ポリフルオロアルキルエーテル誘導体)【以下、「イオン性PFAS」と略】の分析について、CEN/TS 15968 および EN17681-1:2022 にて対応しています。

欧州において 2025 年 4 月に EN17681-1:2025 が新たに発行されたことを受け、弊団では製品中イオン性PFASの分析法として、新たに EN17681-1:2025 を追加いたしました。

2025PFAS.jpg

また、弊団では既に、CEN/TS 15968 と EN17681-1:2022 の測定結果比較およびEN17681-1:2022 と EN17681-1:2025 の測定結果比較の確認を完了しております。

  ・CEN/TS 15968及びEN17681-1:2022との測定結果比較(PDF)

  ・EN17681-1:2022及びEN17681-1:2025との測定結果比較(PDF)

EN17681-1:2025については、抽出工程にアルカリ分解等が追加されたことから、これまでの測定結果を大きく異なる場合もありますので、ご注意ください。

今後、弊団では製品中イオン性PFASの分析について、①CEN/TS 15968、②EN17681-1:2022(弊団奨励法)、③EN17681-1:2025の3分析法にて対応いたします。

お客様におかれましては、分析目的に応じて上記 3 法よりご選択いただけますと幸いです。

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